パリ・サンジェルマン(PSG)の選手たちは、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝進出へ自信を深めているようだ。
今季のCLではプレーオフ経由でラウンド16へと進んだPSG。そして決勝トーナメント1回戦では、リーグフェーズを首位で終えていたリヴァプールと激突した。ホームでのファーストレグは試合開始直後から主導権を握り、何度もチャンスを作って27本ものシュートを放ったが、相手GKアリソンが9回のセーブを記録するなど最後までゴールを奪えず。逆に87分に一瞬のスキを突かれて決勝弾を許し、0-1で敗れている。
敵地アンフィールドでのセカンドレグは勝利が必須となったPSGだが、ファーストレグでさらに自信を深めているようだ。フランス『レキップ』は、「リヴァプールのパフォーマンスを見た選手たちは、準々決勝に進めるという自信をさらに深めた」とし、11日のセカンドレグへの集中をさらに高めているという。
そして同メディアは、PSGの選手たちが「リヴァプールのレベルに驚いた」とも指摘。リーグフェーズで対戦したアーセナル(0-2)やバイエルン(0-1)の方が、リヴァプールよりもレベルが高いと感じているようだ。さらに、リヴァプール側の「時間を浪費させる行動も驚いていた」と指摘。クラブ関係者は、「敗れたにもかかわらず、選手たちは試合前よりも(準々決勝進出に)自信を持っている」と語ったようだ。また、GKジャンルイジ・ドンナルンマはファーストレグ直後にチームメイトから「心配するな、俺達が勝ち進むよ」と声をかけられていたと伝えられている。
PSG内部では準々決勝進出に自信を深めているようだが、11日にリヴァプール本拠地アンフィールドで行われる一戦は、どのような決着を見るのだろうか。




