ブライトンに加入したばかりのデンマーク代表MFマット・オライリーだが、長期離脱を強いられることになりそうだ。
2020年にフラムでトップチームデビューを果たすと、MKドンズを経て、2022年にセルティックへ加入したオライリー。すると公式戦120試合以上に出場するなど主力に成長し、リーグ3連覇など数々のタイトルを獲得に貢献してきた。昨年にはデンマーク代表デビューも果たすなど評価を高めると、26日に2500万ポンド(約48億円)+ボーナス500万ポンド(約9億5000万円)とされる移籍金でブライトン移籍が決まっている。
そんな23歳MFは、移籍翌日にリーグカップ2回戦のクローリー・タウン戦(4-0)で先発出場し、早くも新天地デビューを果たした。しかし相手のタックルを受けて負傷し、わずか9分で途中交代を強いられている。
オライリーの負傷後には「明らかにレッドカードだった。こんなタックルはあり得ない」と批判していたファビアン・ヒュルツェラー監督だが、29日にはプレミアリーグ第3節のアーセナル戦へ向けた会見に出席。そこでオライリーの状態について問われると、以下のように返答した。『The Athletic』のブライトン番記者アンディ・ネイラー氏が伝えている。
「どれくらい欠場するかはわからないが、ひどいケガだ。足首の手術が必要になる。もちろんタフなことだし、我々ができる最高の方法で彼をサポートしていきたい」
なお一部では、オライリーの負傷により、ナポリ移籍が決定的とされていたスコットランド代表MFビリー・ギルモアの取引にも影響が出る可能性も浮上している。今後の動向に注目だ。


