なでしこジャパン(日本女子代表)のFW菅澤優衣香と主将DF熊谷紗希が、AFC女子アジアカップ・インド2022の準々決勝対代表戦後、フラッシュインタビューに応じた。
なでしこは30日にタイと対戦して7-0で勝利。試合では早々の8分に田中美南が足を痛めた様子で交代を強いられ、菅澤優衣香が途中出場するアクシデントが発生したが、27分にその菅澤が滑り込むようにして宮澤ひなたのクロスに合わせて先制点を奪取する。
その後も主導権を握り続ける中で、アシストを記録していた宮澤が前半ATに加点。後半に入っても攻撃の手を緩めず、隅田凜や植木理子がネットを揺らす。そして、菅澤が65分、80分、83分にも得点を決めて計4ゴールの大暴れ。
大勝で試合を終え、なでしこはアジア杯上位5位以内に入ったことで、2023年女子ワールドカップ(W杯)本大会の出場権を獲得している。
試合後のフラッシュインタビューに応じた菅澤は「どの得点もアシストのボールが良かったので、しっかり入って良かったなと思います」と周囲のお膳立てを称賛した。
また、後方からチームを支えた熊谷はW杯出場権獲得を喜びつつ、アジア杯3連覇への意気込みを新たにした。
「とにかくほっとしていて、W杯を決められて良かったです。後はここから大会は続くので、優勝を目指して全員で頑張りたいなと思います。元々チームとしてこの大会の優勝に向けてやってきたので、連戦にはなりますけど23人全員の力で優勝を目指して頑張りたいなと思います」
