チェルシー移籍後初ゴールを奪ったMFミハイロ・ムドリクについて、マウリシオ・ポチェッティーノ監督が喜びを語った。
今年1月に7000万ユーロ以上とされる移籍金でチェルシーに加入したムドリク。しかし新天地での適応に苦しみ続け、結果を残せずに徐々に出場機会が減少することに。今季も第6節まで結果を残せず、期待の大きさの反動もあって厳しい批判や相手ファンから揶揄されていた。
それでも2日に行われた第7節フラム戦に先発すると、18分に左からのクロスをボックスで胸トラップしてシュートを流し込んだ。待望の移籍後初ゴールを奪い、2-0の勝利に貢献している。
チェルシーでの公式戦24試合目にして、待望の初ゴールを奪ったムドリク。ポチェッティーノ監督は『スカイスポーツ』に対し、22歳MFがゴールを決めたことを喜んでいる。
「攻撃の選手にとってゴールを決めることは非常に重要なんだ。良くやったね。ハーフタイムには不運にも太ももに違和感を感じたようだが(前半のみで交代)、大きな問題にはならないことを願っているし、週末に向けて準備もできるだろう。本当に嬉しいよ」
さらに試合後の会見では、「成長と適応の問題。我々は、若者すべてが落ち着くまでに時間が必要だと理解する必要がある」とし、以下に続けている。
「移籍は彼にとって本当に大きな変化だった。新しいチームに加入した時、落ち着くのは簡単じゃない。正直に言うと、まだ固まっていないチームにあまりにも多くの若手選手が来てしまったからね」
「彼らはおまけのような存在ではないんだ。重要なものを構築するには何か変化を加える必要がある。難しいことだが、大切なのは忍耐力と信頼だ。これは大変な仕事であり、一歩一歩短いステップ。時に周りの人間は我慢できないが、我々にとっては忍耐が大切なんだ。たとえ勝てていないときでも、落ち着いて前を向き続ける」




