マンチェスター・シティは1日、ウォルヴァーハンプトンからポルトガル代表MFマテウス・ヌネスを獲得したことを発表した。契約期間は5年で、背番号は「27」に決定している。
今シーズンに史上初のプレミアリーグ4連覇などを目指しているマン・Cは、DFヨシュコ・グヴァルディオルやMFマテオ・コヴァチッチ、FWジェレミー・ドクらを獲得した一方で、DFアイメリク・ラポルテ、MFイルカイ・ギュンドアン、FWリヤド・マフレズらが退団。中盤の層の強化を目指した最終盤、ウェストハムMFルーカス・パケタへの関心も伝えられた中、万能型のMFヌネスを引き入れることになっている。
マン・C入りが決まったヌネスは「欧州王者であり、長い間、憧れていたクラブに加入できて、とても嬉しい。史上最高の監督の一人であるジョゼップ・グアルディオラ監督の下、世界最高の選手たちと共に仕事をする機会を断ることはできなかった。スタートしてファンに会えることに興奮しているし、シティのさらなる成功に貢献していきたい」と移籍の喜びを語った。
『The Athletic』によれば、マン・Cがウルブスに支払う移籍金は最終的に6200万ユーロ（約98億円）に。また、ウルブスは将来的にマン・Cがヌネスを売却する場合、その移籍金の10％を得ることができるセルオン条項も付帯させているとのことだ。
現在25歳のヌネスは、昨夏に最大4200万ポンドとみられる移籍金でウルブス入り。昨シーズンは公式戦41試合に出場して2ゴールをマークしており、2021年10月にポルトガルA代表デビューも果たしている。