サウジアラビアの強豪アル・ナスルは、リヴァプールFWルイス・ディアスの獲得に関心を持っているようだ。
2022年1月にリヴァプールへと加入し、公式戦148試合で41ゴール23アシストを記録してきたルイス・ディアス。今季のプレミアリーグ優勝にも大きく貢献した28歳だが、今夏の移籍市場で注目を集めている。現行契約が2027年までと迫る中で以前からバルセロナ、アトレティコ・マドリーとスペインの強豪クラブからの関心が伝えられており、父親も移籍に前向きであることを明かしていた。
しかし、中東移籍の可能性も浮上しているようだ。サウジアラビアの移籍市場に精通するベン・ジェイコブス記者は『talkSPORT』で、アル・ナスルがルイス・ディアスを「最優先ターゲットに指名した」と指摘。クラブ幹部は、すでに中央政府に対して資金援助を要請しているという。
また同氏によると、リヴァプール側もすでにアル・ナスルの関心を認識している模様。契約延長が実現していない中、ルイス・ディアスの移籍を認めるかは定かではないが、移籍金は最低でも8500万ユーロ(約139億円)以上と予想されているようだ。
なおリヴァプールは今夏、ジェレミー・フリンポンとフロリアン・ヴィルツというレヴァークーゼン2人の主力選手獲得に迫っていることが伝えられている。今夏にスカッドが大きく入れ替わることになるのだろうか。




