ボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)を率いるダニエル・ファルケ監督は、日本代表DF板倉滉のカタール・ワールドカップ(W杯)出場について複雑な心境だったようだ。地元メディア『ライニシェ・ポスト』が伝えている。
今夏にボルシアMGに加わり、センターバックとしてすぐさま存在感を発揮した板倉。9月中旬のトレーニングで左膝内側側副靭帯の部分断裂という重傷を負ったが、W杯前最後の試合となったブンデスリーガ第15節ボルシア・ドルトムント戦の終盤に途中出場して復帰。そして、カタールではベスト16のクロアチア戦こそ累積警告で出場停止となるも、グループステージの3試合にはそれぞれフル出場し、日本のグループ首位突破に貢献した。
28日からボルシアMGでチーム練習を再開した板倉だが、ファルケ監督はやはりその長期離脱明けでの“ぶっつけ本番”に不安な思いを抱いていたようだ。「酷使されるかもしれないと心配もしていたので心が二つあったね。直前までプレーしていなかったのでW杯のレベルでやれるかという疑問はあった」と認めつつ、次のように続けた。
「結果的にはそれらの試合は彼にとってポジティブだったと言わなければならないし、それもまた我々にとってポジティブなものだ。戻ってきたことを嬉しく思う。彼が備える健全なアグレッシブさは我々に好影響をもたらしてくれる。彼はたくさんコミュニケーションをとり、ボディランゲージも良い。彼は(チームを)リードし、リードすることを望む選手だよ」
なお、板倉はクラブの公式ウェブサイトを通じて、「W杯は素晴らしい体験でした。ひざへの負担も大丈夫でした」と報告。続けて「ボルシアとともに準備を再開し、後半戦もまた頑張りたいと思います」と意気込んでいた。


