キリアン・エンバペがパリオリンピックにフランス代表として出場したいと語ったようだ。
今月、フランスサッカー界の多くの関係者が今夏のオリンピックに出場するよう説得を試みていると報じられていたエンバペ。しかし、オリンピックは国際サッカーの公式戦の期間外に開催されるため、FIFAの規則では、クラブはこの大会のために選手を放出する義務はない。
エンバペは『The Athletic』の取材に応じ「僕はいつも同じ野心を持っている。 母国、そしてパリでの大会は特別なもので、そこに出たいといつも言ってきた」と参戦希望を表明。 「自分次第でどうにでもなる大会だということも分かっている」と自信満々な発言を残しつつも、出れない可能性に関しても理解を示した。
「僕の野心は変わったか? そんなことないよ。最終的な決断は違う人がするか?そうだね。 でも、もし許されないのなら、言われたとおりにするよ。 決断は一人の人間に委ねられていて、イエスともノーとも言われていない」
オリンピックの男子サッカー大会に参加するチームは、23歳以下のチームで構成され、オーバーエイジの選手は3人まで認められている。U-23フランス代表は同国のレジェンド、ティエリ・アンリが監督を務めている。
