20211114_Iwata(C)Kenichi Arai

ジュビロ磐田が3年ぶりにJ1の舞台へ! ルキアン弾など水戸ホーリーホックに3発勝利で昇格が決定…J2優勝にも王手

明治安田生命J2リーグは14日、第39節の水戸ホーリーホックvsジュビロ磐田が行われた。

引き分け以上でJ1昇格が決められる首位・磐田が。10位・水戸のホームに乗り込んだ。なお、前節終了時点で磐田と2位・京都サンガF.C.との勝ち点差が「5」となっており、優勝争いでも優位を保つべくこの一戦に臨んでいる。

気迫十分で試合に入っている磐田。早い時間帯にベテランが結果を残す。12分の右CKで遠藤保仁がショートコーナーを選択して山本康裕がクロスを蹴り込む。ニアで反応した大井健太郎がヘディングシュートを叩き込んだ。

さらにその3分後、山田大記からのパスを受けた小川大貴がドリブルでボックス右に侵攻。小川が水戸DFと交錯しながらも中央に折り返すと大森晃太郎が右足で合わせて追加点を決めた。

後半に入っても磐田の優勢は変わらない。51分、水戸陣内中央付近で前を向いた山田が前線にスルーパス。ルキアンがファーストタッチでチェックに来た水戸DFの前に身体を入れながらボックス右に持ち込み、落ち着いてGK牲川歩見との一対一を制した。

水戸は58分に反撃を繰り出す。パスを受けた奥田晃也が独特のタッチでボックス右に侵攻して中央に折り返し。これがニアで磐田DFに当たってボールはゴールに吸い込まれた。

ここから攻勢を強めていく水戸だったが、磐田も慎重な戦いを続けてそれ以上の失点は防ぐ。磐田がリードしたまま試合を終え、直近16試合無敗かつ4連勝で昇格が決定。2022シーズンより3年ぶりにJ1の舞台で戦うこととなった。

また、他会場では京都がブラウブリッツ秋田に3-1で勝利。首位・磐田と2位・京都の勝ち点差は「5」のままで動かなかったが、次節にも磐田のJ2優勝が決まる可能性が出てきている。

■試合結果
水戸ホーリーホック 1-3 ジュビロ磐田

■得点者
水戸:オウンゴール(58分)
磐田:大井健太郎(12分)、大森晃太郎(15分)、ルキアン(51分)

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