20230716_Cerezo(C)Getty images

浦和レッズ、セレッソ大阪との直接対決に敗れ11戦ぶり黒星…L・セアラ連発にJ・クルークス衝撃ミドル!

明治安田生命J1リーグでは16日、第21節のセレッソ大阪vs浦和レッズが行われた。

連敗中の5位・C大阪(勝ち点32)が10戦無敗の4位・浦和(37)をホームに迎えた直接対決。C大阪はレオ・セアラやカピシャーバ、香川真司ら、浦和は興梠慎三や安居海渡、岩尾憲らを先発起用した。

8分、スローインの流れから左サイドを抜け出した加藤陸次樹がボックス左から中央に折り返す。L・セアラが右足で合わせて先制点を奪い切った。L・セアラにとってはリーグ戦2試合連続での得点となっている。

さらに25分、反撃に出る浦和に対してC大阪がカウンターを炸裂させる。ハーフウェーライン付近右サイドから駆け上がったジョルディ・クルークスがボックス手前でカットイン。左足を強振して名手・西川周作を破る強烈なシュートを突き刺した。

2点ビハインドで試合を折り返した浦和はハーフタイム中に岩尾に代えて早川隼平を起用。徐々に攻勢を強めようとするもののなかなかシュートまでは至らない。

それでも59分には関根貴大のボックス中央からのシュートがブロックされたこぼれ球に早川が反応。左足を振り抜いたがシュートはわずかに枠を右に外れる。

追う展開が続く浦和は64分にも攻撃のカードを切った。興梠に代えてホセ・カンテを送り出してテコ入れを図る。対するC大阪もL・セアラと加藤に代えて上門知樹と鈴木徳真を投入した。

76分、ボックス内でパスを受けた大久保智明がトラップ際に舩木翔と交錯して転倒。しかし、キッカーのアレクサンダー・ショルツが蹴り込んだシュートはGKヤン・ハンビンに阻まれる。

結局、浦和が点差を縮めることはなく試合が終了。この結果、5位・C大阪が3試合ぶりの白星を飾った一方で4位・浦和は11試合ぶりの敗北を喫した。両チームの勝ち点差は「2」に縮まっている。

■試合結果
セレッソ大阪 2-0 浦和レッズ

■得点者
C大阪:レオ・セアラ(8分)、ジョルディ・クルークス(25分)
浦和:なし

広告
0