20211120_WELLINGTON(C)Getty images

湘南ベルマーレが3戦ぶり勝利で残留に大きく前進! 直接対決敗戦のベガルタ仙台は本日降格の可能性

明治安田生命J1リーグは20日、第36節のベガルタ仙台vs湘南ベルマーレが行われた。

残留争いを続ける19位・仙台(勝ち点27)と15位・湘南(勝ち点33)が対戦。他会場の結果も影響するが、仙台にとっては引き分け以下で今節に降格の可能性がある状態でこの一戦に臨んだ。

仙台は赤崎秀平や西村拓真、上原力也らを先発起用。対する湘南はウェリントンやタリク、田中聡らを先発起用した。

試合は10分、残留争いで一歩リードしている湘南が動かす。ボックス右でクロスのこぼれ球を拾った岡本拓也が右足で中央にふわりとしたボールを供給。後方へステップを踏みながら飛び上がったウェリントンが頭で先制点を奪取した。

ボールを動かしてチャンスを作ろうとする仙台がなかなかゴールに迫れずにいると、24分にも湘南に決定機。左CKの流れからボックス中央にこぼれたボールにウェリントンが反応。しかし、至近距離からのシュートはヤクブ・スウォビィクが阻んだ。

折り返して迎えた後半、ビハインドを抱えている仙台が攻勢を強めていく。53分には石原崇兆が左サイド深い位置まで入り込んでクロスを上げ切ったが、西村のシュートは枠を外れた。

しかし、試合の行方を大きく左右する次の1点は湘南に入る。74分、駆け上がってプレスに行った岡本が仙台陣内中央付近でインターセプトしてそのままボックス手前中央からシュートを放ってネットを揺らした。

そして、試合は湘南がリードを保ったまま終了し、3戦ぶりの白星で勝ち点を「36」に伸ばした。一方の仙台は「27」から抜け出せず、前節終了時点で勝ち点33の16位だった清水エスパルスが今節引き分け以上だった場合、降格を喫することとなる。

■試合結
ベガルタ仙台 0-2 湘南ベルマーレ

■得点者
仙台:なし
湘南:ウェリントン(10分)、岡本拓也(74分)

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