20221117_Iwao(C)Getty images

浦和レッズがMF岩尾憲の完全移籍移行を発表! 「まだ未熟でスペシャルな選手ではないですが…」

浦和レッズは17日、徳島ヴォルティスから期限付き移籍中のMF岩尾憲が完全移籍加入で合意したことを発表した。

現在34歳の岩尾は日本体育大学卒業後の2011年に湘南ベルマーレでプロデビュー。2015年の水戸ホーリーホックへの期限付き移籍を経て、2016年に徳島ヴォルティスに完全移籍した。

徳島で主力としてチームをけん引する立場になると、2020シーズンには明治安田生命J2リーグ42試合6ゴールで昇格の立役者の一人に。翌2021シーズンも中盤で質の高さを見せながらJ1リーグ37試合3ゴールと実力を示し、2022シーズンより浦和に期限付き移籍していた。

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期限付き移籍ながら副キャプテンを務めた岩尾は、2022シーズンもJ1リーグ29試合1ゴールを記録。浦和の中盤でゲームを作る役割を担っていた岩尾は、クラブ公式サイトを通じて「僕をこれからも必要としてくれたクラブに感謝申し上げます。そして、浦和レッズの一員になれた事を大変光栄に思います」と喜びを伝えた。

続けて、浦和のレジェンドから感銘を受けたことも明かしている。

「この1年間、自分の目でみて、自分の耳で聞き、自分の心で感じたことを来年に生かせるように、プレーヤーとして、また1人の人間として、日々精進していきたいと思います。先日、阿部勇樹さんの『僕はつなぐ』の著書を読ませていただきました。その中で、このクラブには生かしていかなければならない思いや歴史があると強く感じました。その思いを結果として結びつける為に必要なことは、日々どうしたら優勝できるのか、真剣に考え、考え抜き、覚悟を決め、実行することであると書かれていました。身を粉にして向き合ってきた人の言葉には重さと熱があると僕は思います」

最後に、来季への覚悟を述べた。

「僕にとって簡単な道ではありません。でもやろうとしなければ一生できない。僕はまだまだ未熟でスペシャルな選手ではないですが、この1年『覚悟』を決めて挑みたいと思います。一緒に闘いましょう!! We are REDS! 」

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