セレッソ大阪に所属する元日本代表FW大久保嘉人が22日、引退会見に臨んだ。クラブ公式Youtubeチャンネルでその模様が配信された。
2021シーズン限りでの現役引退を先日に発表した大久保。J1歴代最多191得点の記録を誇るレジェンドは、2001年にプロ入りを果たした地であるC大阪を最後のクラブとすることとなった。
引退会見に出席した大久保は、冒頭に「大久保嘉人は今シーズンをもって引退します」と口にしながら涙。感極まった様子で「20年間という長い間でしたけど、本当に最高のサッカー人生でした。伝えたいことが本当にたくさんあるんですけど、皆様に感謝したいと思います。ありがとうございました」と感謝を述べた。
また、通算200得点の大台到達を望む声も大きいが、そういった惜しまれる声も自身が引退を決断する状況として目指していたものであることを明かしている。
「自分はプロになった時に引退はこういう引退をしたいなというプランがありまして、そうなるかは自分次第で分からないと思っていたんですけど、自分が動けるうちに、まだまだできるだろうと言われるうちに辞めたいと思っていたので。それが今なのかなと思い、決断しました」
大久保は、国内以外にも2005年から2006年にかけてマジョルカ、2009年にはヴォルフスブルクでプレー。負傷に悩まされたこともあったが、初の海外挑戦となっていたマジョルカではデビュー戦でいきなり1ゴール1アシストというセンセーショナルな活躍を披露した。
キャリアの中で数多くのゴールを決めている大久保だが、会心のゴールがどれかと問われると、そのマジョルカでのデビュー戦を挙げた。
「点を取ったすべてが会心のゴールだったかなと思いますけど、その中でも自分がプロになる前からスペインリーグでやりたい、と思っていて。プロになって5年目でマジョルカに行き、あの時の開幕戦、デビュー戦ですかね。あのゴールはあの試合が始まる前、いつも緊張しない自分が緊張したんです。何か違うなと。注目も集まっていましたし、その中でのアシストとゴールというのは今でも本当に忘れられないゴールになっています」
日本史上最高のストライカーの1人として、まだ戦える状態で引退を決断した大久保。C大阪は今後、明治安田生命J1リーグ2試合、天皇杯も準々決勝に勝利すれば2試合と、残された試合は公式戦合計で最大4試合となっている。


