鹿島アントラーズは7月1日、同日にセルクル・ブルージュへの完全移籍でクラブ間合意が発表された日本代表FW上田綺世のオンライン会見を実施した。
鹿島は1日、上田がベルギー1部のセルクル・ブルージュへの完全移籍について基本合意に至ったことを発表。翌2日に離日し、メディカルチェックなどを経て正式契約が結ばれる予定であることも明かされた。
上田は大学在学中の2019年夏に鹿島でプロキャリアをスタート。それ以前より世代別の日本代表に選ばれており、2019年5月にはA代表としてコパ・アメリカにも臨んだ。
プロ2年目の2020シーズンに明治安田生命J1リーグ26試合10得点、2021シーズンに29試合14得点と着実に成績を伸ばすと、今シーズンはここまで18試合10得点と早くも二桁得点に乗せて得点ランキングトップを走っていた。
1日のオンライン会見に登場した上田は、決断の理由を葛藤を語っている。
「僕が在籍した4年の中で1年目は優勝争いをしましたが、タイトルが遠いシーズンの方が多く、それはもどかしかったです。自分の結果次第でもっと手繰り寄せられるものではないかと思っていて、今年はチャンスだなと自分の中で理解はしていました」
続けて、世界で勝負するためにはこのタイミングしかなかったとも口にした。
「それと同時に入団前からスタッフと強化部の人と色々話していましたが、結果を出してタイトルに近づくとそういう道が開けてくるというのも理解していたので。そこのバランスは難しいと思っていました。ただ自分の年齢は世界的にも若くないし、挑戦するタイミングを逃しちゃいけないなと言うのが一番大きなところ。(8月28日に)24歳で焦りも出てくるし、海外で最終的にやりたいという思いもあったので、結構悩みましたが今しかないなという決断です」
また、日本代表という観点では11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)への影響も気がかりだ。上田は「そこ込みではあまり考えていない」と強調しつつも、海外で勝負することによるマイナスの影響はあまりないという持論を展開した。
「そもそもW杯に出てる選手、これまでもこれからも代表で出る選手は海外で活躍するクオリティがないと、どちらにせよ活躍できないと思っています。移籍するリスクを含めて、試合に出られなくてW杯に出られないのであれば、それは残っても出られないと思うので、W杯に対してマイナスな部分はないのではないかなと思います」




