2022シーズンの明治安田生命J1リーグ開幕戦、川崎フロンターレvsFC東京が18日に行われた。
“多摩川クラシコ”で幕が上がったJ1リーグ。3連覇を目指す王者・川崎Fが、昨季9位だったFC東京をホーム・等々力陸上競技場に迎える構図となった。
新シーズンに向けては、川崎Fでは鬼木達監督が続投しているのに対し、FC東京はアルベル・プッチ・オルトネダ新監督を招へいしている。
川崎Fはレアンドロ・ダミアンや家長昭博ら、さらに新戦力のチャナティップもスタメン起用。対するFC東京は高卒の大型新人・松木玖生をこの開幕戦から抜擢したほか、エンリケ・トレヴィザンや木本恭生、ヤクブ・スウォビィクら新戦力を先発させた。
新14番の脇坂泰斗や大島僚太、チャナティップらが多くボールに触れて川崎Fが押し込む立ち上がり、11分に決定機が生まれる。ボックス左に抜け出したマルシーニョが中央に折り返したところをディフレクションしたボールを家長が右足で蹴り込んだもののH・トレヴィザンがブロックした。
FC東京にとってはGKスウォヴィクを含めて後方の新戦力の奮闘で耐える時間が続き、高い位置をとる松木らにはなかなかボールが渡らないものの簡単には先制を許さず。すると24分にはカウンターから松木とのワンツーでボックス手前中央に侵攻した永井謙佑がボックス右にスルーパス。レアンドロがシュートを浴びせたがGKチョン・ソンリョンも負けじとファインセーブを披露する。
28分にもFC東京の素早い攻撃からボックス手前中央の松木が左足で強烈なミドルシュート。ここでもGKチョン・ソンリョンが立ちはだかったものの松木が徐々に存在感を強めていく。
FC東京が盛り返す形で前半を終えた試合では互いに選手を入れ替えずに後半へ。51分には川崎Fの最終ラインの裏に転がったボールに追いついたレアンドロが一対一の絶好機を迎えたがGKチョン・ソンリョンに軍配が挙がる。FC東京は56分に渡邊凌磨に代えて長友佑都を送り出し、右サイドバックに配置した。
そして60分、ボックス手前右で得たFKの場面でレアンドロが味方に合わせる。いち早く反応した永井が頭でネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定で先制点とはならない。なかなか良い時間帯にできない川崎Fは直後に2枚替えを敢行し、マルシーニョとチャナティップに代えて知念慶と塚川孝輝を起用する。
その後も互いに選手を入れ替えていく中で松木は72分に三田啓貴と交代。実績豊富なテクニシャンを送り出して得点を奪いに行くFC東京だったが、スコアは81分に川崎Fが動かす。左CKの場面で遠野大弥のキックにL・ダミアンがニアで合わせて待望の先制点を奪取した。この得点が、2022シーズンのJリーグオープニングゴールとなっている。
終盤にかけて猛攻をかけるFC東京だったが、川崎Fがリードを保ったまま試合終了。3連覇に向けて、王者が白星で新シーズンをスタートさせている。
■試合結果
川崎フロンターレ 1-0 FC東京
■得点者
川崎F:レアンドロ・ダミアン(81分)
FC東京:なし




