20230312_FCtokyo7(C)Hiroto Taniyama

D・オリヴェイラ2発に仲川初弾、長友アシスト! FC東京が横浜FCに3発快勝で開幕以来の白星

明治安田生命J1リーグでは12日、第4節のFC東京vs横浜FCが行われた。

開幕からここまで1勝1分け1敗のFC東京と1分け2敗の横浜FCによる一戦。FC東京は俵積田晃太と寺山翼をリーグ戦で初先発させたほか、仲川輝人やディエゴ・オリヴェイラら、横浜FCは古巣対戦となる三田啓貴と中村拓海のほかに小川航基や長谷川竜也らをスタメンに選出した。

試合は開始早々の5分に動く。仲川のスルーパスに走り込んだ中村帆高がボックス右からマイナス方向に折り返すとD・オリヴェイラが右足でトラップしてターン。左足でネットを揺らしてFC東京が先制する。

ビハインドの横浜FCは中盤の強度を保ちつつ最前線の小川を狙ったボールを入れて反撃に出るもののなかなか決定機は作れない。反対にFC東京の18歳FW俵積田が幾度かドリブルでボックス内に侵攻してチャンスを作っていく。

それでも24分にはFC東京陣内中央付近で横浜FCがFKを獲得。三田が左足で直接狙ったボールがFC東京の選手に当たってこぼれたところ、ボックス中央フリーのユーリ・ララがシュートを浴びせたもののGKヤクブ・スウォヴィクのファインセーブに阻まれる。

直後にはその守護神の奮闘に攻撃陣が応えた。27分、横浜FCが後方でボールを繋ごうとしたところで仲川がカット。そのままボックス内での一対一を制して移籍後初弾を決め切った。

追いすがりたい横浜FCは35分、ボックス左で浮き球のボールを収めた坂本亘基が中央にグラウンダーの折り返し。小川が左足で合わせたが左ポストに阻まれた。一連のプレーの中、混戦の中で横浜FCの選手と交錯した中村帆高が倒れ込んでしまって続行を断念。38分に長友佑都が投入される。

すると前半終了間際の45分、ボックス右の中村拓が中央に低い弾道のクロスを供給。木本恭生に当たったボールがゴールに吸い込まれて横浜FCが1点を返したところで前半を終えた。

両チームはハーフタイム中に選手交代を敢行し、横浜FCはユーリ・ララと山根永遠に代えて井上潮音と山下諒也、FC東京は寺山とエンリケ・トレヴィザンに代えて塚川孝輝と森重真人を送り出している。

後半も一進一退の攻防が続く中で55分にはFC東京に決定機。右サイドでボールを奪った長友がボックス左の俵積田に渡す。俵積田はトラップして右足を振り抜いたがGK永井堅梧に軍配が上がった。

FC東京の攻勢が続く62分、ショートカウンターから右サイド深い位置まで入り込んだ長友がふわりとしたクロスを供給。待ち構えていたD・オリヴェイラが頭でミートするとGK永井も動けず点差が広がった。その3分後にもFC東京のカウンターからボックス左に抜け出した俵積田が右足でニアを狙ったがディフレクトして枠を外れる。

両チームは直後に選手交代。FC東京は俵積田に代えてアダイウトン、横浜FCは坂本と橋本健人に代えてカプリーニと林幸多郎を送り出す。終盤に向けてスピーディーな展開となる中、FC東京には74分にアクシデント。バングーナガンデ佳史扶がピッチに座り込んだまま立ち上がれずに荒井悠汰と交代となった。同じタイミングで横浜FCも長谷川に代えて伊藤翔を投入し、互いに交代カードを使い切る。

そして、FC東京がリードを保ったまま試合が終了。役者の躍動したFC東京が開幕節以来リーグ戦3試合ぶりの白星を飾った一方、横浜FCは1分け3敗と未勝利が続いている。

■試合結果
FC東京 3-1 横浜FC

■得点者
FC東京:ディエゴ・オリヴェイラ(5分、62分)、仲川輝人(27分)
横浜FC:オウンゴール(45分)

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