北海道コンサドーレ札幌に所属する36歳の元日本代表FW興梠慎三が、自身の得点記録を更新した。
2試合未勝利の12位・札幌は29日、明治安田生命J1リーグ第33節で3位につけるサンフレッチェ広島と対戦。試合は開始から一進一退の攻防が続くが徐々に押し込まれる札幌はカウンターから得点を目指していく。
すると23分、自陣でボールを奪ったところからピッチ中央付近のルーカス・フェルナンデスが巧みなテクニックでボールをキープ。そのまま最前線にスルーパスを送ると、ボックス内で受けた興梠がGK大迫敬介をかわして無人のゴールに流し込んだ。
これにより、興梠はJ1通算163得点をマーク。今季中にはすでに佐藤寿人氏の161得点を抜いて単独2位に浮上したが、さらに記録を伸ばした。なお、1位の大久保嘉人氏は通算191得点を記録している。
