明治安田生命J1リーグでは10月1日、第29節のFC東京vsガンバ大阪が行われた。
前節5試合ぶりの白星を飾ったFC東京が、4試合未勝利のG大阪をホームに迎えた一戦。FC東京はアダイウトンやディエゴ・オリヴェイラ、仲川輝人ら、G大阪は宇佐美貴史や山本悠樹、倉田秋らを先発起用した。
試合の序盤はG大阪が攻勢をかけていくが先制とはいかず。反対に37分、右サイド浅い位置でボールを持った長友佑都がボックス手前中央へとパス。D・オリヴェイラがスルーした背後の仲川がボックス手前中央で受けてラストパスを選択すると最後は原川力が右足でネットを揺らす。
さらに43分、ピッチ中央付近左サイドのアダイウトンが最終ラインの裏に蹴り込む。反応したD・オリヴェイラがボックス左でGK東口順昭をかわして無人のゴールに流し込んだ。
2点ビハインドで折り返したG大阪だったが後半も早々にFC東京が決定機を創出。46分、ボックス左に抜け出した松木玖生が中央へグラウンダーのボールを折り返す。走り込んでいた仲川が左足で強烈なシュートを浴びせたがここはGK東口がファインセーブでしのぐ。
その後もボールを繋いで打開しようとするG大阪に対してFC東京はカウンターを狙う。互いに交代カードを切っていく中でG大阪はイッサム・ジェバリや石毛秀樹らを続々と送り出していく。対するFC東京も俵積田晃太や小泉慶らを起用した。
そして78分、ハーフウェイライン付近左サイドでボールを持った俵積田が左サイドをドリブルで侵攻。深い位置でG大阪の選手2名からチェックを受けながら巧みな身のこなしでかわしてボックス左へと入り込み、最後はGK東口との一対一を制した。俵積田にとっては2試合連続の得点となる。
試合はG大阪が点差を縮めることはなく終了。FC東京が2試合連続の3得点で連勝を飾った一方、G大阪は5試合未勝利となった。
■試合結果
FC東京 3-0 ガンバ大阪
■得点者
FC東京:原川力(37分)、ディエゴ・オリヴェイラ(43分)、俵積田晃太(78分)
G大阪:なし


