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浦和レッズが名古屋グランパスとの上位直接対決制す! ホセ・カンテ圧巻決勝点で5戦ぶり白星

明治安田生命J1リーグでは、第24節の浦和レッズvs名古屋グランパスが18日に行われた。

4試合未勝利の4位・浦和(勝ち点38)が、連勝中の3位・名古屋(45)をホームに迎えた上位対決。首位・ヴィッセル神戸と2位・横浜F・マリノスが勝ち点47で並んでおり、名古屋にとっては首位浮上の可能性もある状況で今節を迎えた。

スタメンには、浦和はホセ・カンテや関根貴大、岩尾憲らを起用。背番号10の中島翔哉は引き続きベンチスタートとなった。一方の名古屋は永井謙佑や酒井宣福、森島司らを先発で送り出している。浦和から名古屋へ期限付き移籍中のキャスパー・ユンカーは契約によりメンバーに含まれていない。

スコアは11分に動いた。ボックス中央浅い位置でパスを受けたホセ・カンテが振り向きざまに右足を一閃。パワフルなシュートが繰り出されるとGKランゲラックも反応できないままにネットを揺らし、浦和が先制する。

リードした浦和は主導権を握っていくが31分に名古屋がカウンターを発動。森島のスルーパスを受けてボックス左に抜け出した永井がグラウンダーのボールを折り返す。ボックス右でフリーになっていた野上結貴が右足で合わせたが枠をわずかに外れた。

ビハインドで試合を折り返した名古屋はハーフタイム中に2枚替え。酒井宣と河面旺成に代えて前田直輝と丸山祐市を送り出す。対する浦和も小泉佳穂に代えて安居海渡を投入した。すると55分にはボックス右でルーズボールに反応した前田が右足でシュートを浴びせたもののGK西川周作がファインセーブでしのいだ。

名古屋が攻勢を強めていく中で浦和は64分に2枚目のカードを切り、関根に代えて荻原拓也を投入。それでも71分にはボックス左でボールを持った森下が右足でシュートを浴びせるとバーに直撃する。同点とはならなかったものの名古屋が決定機を作っていく。

終盤にかけても両チームともに交代策を駆使していったが、結局は名古屋が得点を奪うことはなく試合終了。この結果、浦和が5試合ぶりの白星によって名古屋との勝ち点差を「4」に縮めた。一方の名古屋は3試合ぶりの黒星を喫して勝ち点は「45」のまま。今節の結果次第で首位と2位との勝ち点差を広げられる可能性が出ている。

■試合結果
浦和レッズ 1-0 名古屋グランパス

■得点者
浦和:ホセ・カンテ(11分)
名古屋:なし

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