明治安田生命J1リーグでは19日、第24節のサンフレッチェ広島vs川崎フロンターレが行われた。
広島は15分に右CKを獲得。満田誠のクロスにゴール前のピエロス・ソティリウが右足のボレーで合わせて先制点を突き刺す。
しかし、24分には川崎Fの素早い攻撃から瀬川祐輔がボックス左へと抜け出す。脇坂泰斗が合わせて同点とする。追いつかれたまま試合を折り返すこととなった広島は、背番号10を背負う新戦力マルコス・ジュニオールを後半頭から投入する。
すると60分、ボックス際左でボールを持ったマルコス・ジュニオールが川崎Fの選手複数に囲まれながらも個人技でキープしてボックス内へ侵攻。右足で高精度のシュートをゴール右隅に流し込み、自らの新天地デビューを鮮やかに祝った。
それでも71分に川崎Fが再度反撃。脇坂のヒールパスを受けた山根視来がボックス中央浅い位置から落ち着いて右足で流し込む。
ドラマは終了間際にも待っていた。マルコス・ジュニオールの絶妙なパスを受けた満田がボックス内に抜け出して右足で一対一を制す。これが決勝点となり、広島が試合を制した。
これにより、広島が連勝を飾った一方で川崎Fは3連敗を喫している。
■試合結果
サンフレッチェ広島 3-2 川崎フロンターレ
■得点者
広島:ピエロス・ソティリウ(15分)、マルコス・ジュニオール(60分)、満田誠(90+7分)
川崎F:脇坂泰斗(24分)、山根視来(71分)


