20230812_Marinos1(C)Getty images

ガンバ大阪、9戦ぶり黒星…横浜F・マリノスはエウベル退場もA・ロペス決勝点で首位と同勝ち点維持!

明治安田生命J1リーグでは12日、第23節の横浜F・マリノスvsガンバ大阪が行われた。

3試合未勝利の2位・横浜FMが、8試合7勝1分け無敗の12位・G大阪をホームに迎えた一戦。横浜FMは西村拓真やエウベル、喜田拓也ら、G大阪はイッサム・ジェバリやファン・アラーノ、山本悠樹らを先発起用した。

試合は開始から横浜FMが優勢に進行する中で26分にはG大阪にアクシデントが発生する。三浦弦太が右足を気にした様子でプレー続行断念となり、佐藤瑶大との交代を強いられた。

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すると34分、ボックス手前左で縦パスを受けた喜田がターンして左足でシュートを浴びせる。右ポストに当たった跳ね返りをヤン・マテウスが押し込んだ。

それでも43分にG大阪が反撃。スルーパスに反応して横浜FM陣内中央付近から抜け出した食野亮太郎がボックス右で切り返して左足のシュートを放ち、同点弾を決め切る。

同点で迎えた後半は早々にスコアが動く。ボックス左でボールを持ったエウベルがG大阪DF2枚に挟まれながらも巧みなフェイントをかけて中央に侵攻しようとしたところで転倒。佐藤のファウルがあったとしてPKの判定となる。

キッカーを務めたアンデルソン・ロペスの左足のシュートはGK東口順昭に一度はセーブ。しかし、GK東口の足がシュート前にゴールラインを離れていたとして蹴り直しとなり、再び蹴ったA・ロペスが確実に決めた。

リードしたG大阪だったが65分に福岡将太を倒したエウベルにイエローカードが提示された。これがこの日2枚目となり、エウベルは退場となっている。

G大阪は68分に食野に代えて宇佐美貴史を投入。10人となった横浜FMも71分に2枚替えを敢行し、ヤン・マテウスと西村に代えて宮市亮と山根陸を送り出した。

その後、G大阪は数的優位を生かしてボールを保持しながら崩しを図ったものの再び追いつくことは最後までできず。G大阪は9試合ぶりの黒星を喫している。

一方の横浜FMはA・ロペスの今季16点目を決勝点として4試合ぶりの白星を飾った。首位・神戸と勝ち点47で並んでの2位を維持し、得失点差も「3」のままとなっている。

■試合結果
横浜F・マリノス 2-1 ガンバ大阪

■得点者
横浜FM:ヤン・マテウス(34分)、アンデルソン・ロペス(52分)
G大阪:食野亮太郎(43分)

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