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名古屋グランパス、アルビレックス新潟に完封勝利で3戦ぶり白星! 森下龍矢が決勝点…復帰の前田直輝は途中出場

明治安田生命J1リーグ第22節の名古屋グランパスvsアルビレックス新潟が、5日に行われた。

リーグ戦ここ2試合で勝利がない3位・名古屋が、前節2試合ぶりの白星を飾った14位・新潟をホームに迎えた一戦。名古屋はキャスパー・ユンカーや永井謙佑、稲垣祥ら、新潟は三戸舜介や鈴木孝司、松田詠太郎らを先発起用した。

スコアが動いたのは14分。複数の選手が連動した右サイドでの崩しからボックス右に侵攻した和泉竜司が中央に折り返す。森下龍矢が右足で合わせて名古屋が先制する。

リードする名古屋だったが27分にアクシデントが発生。和泉がピッチに座り込んでしまいプレー続行不能と判断され、担架で運び出された末に31分に米本拓司と交代となった。

さらに、田上大地がボックス左からシュートを放った後に野上結貴と危険な接触があったとしてVARが介入。オンフィールドレビューが行われ、田上には37分にイエローカードが提示される。

折り返して迎えた後半、追加点を目指す名古屋には53分に決定機。GK小島亨介から最終ラインへのパスを読んでいた内田宅哉がスライディングでカットする。こぼれたボールに反応したユンカーがボックス手前中央から左足を振り抜いたがGK小島がわずかに触れてしのいだ。

ボールを繋ぎながら打開を図る新潟だったが名古屋の集中したプレスを受けてなかなか前進できない時間が続く。すると渡邊泰基がボックス内で米本を倒したとしてPKの笛。それでも60分、キッカーを務めたユンカーのシュートをGK小島がセーブする。

両チームは直後に2枚替え。新潟は松田と田上に代えて太田修介と堀米悠斗、名古屋はユンカーと永井に代えて中島大嘉と前田直輝を投入した。2021年末からユトレヒトに期限付き移籍していた前田にとってはこれが名古屋での復帰戦に。中島も北海道コンサドーレ札幌から期限付き移籍加入後の初出場となる。

しかし、その後はスコアが動かないまま試合が終了。名古屋が3試合ぶりの白星を飾り、暫定で首位・ヴィッセル神戸との勝ち点差を「2」、2位・横浜F・マリノスとの勝ち点差を「1」に縮めた。

■試合結果
名古屋グランパス 1-0 アルビレックス新潟

■得点者
名古屋:森下龍矢(14分)
新潟:なし

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