明治安田生命J1リーグでは、6月30日に第19節のセレッソ大阪vsアビスパ福岡が行われた。
3連勝を目指す5位・C大阪が、4連敗中かつ7試合未勝利の12位・福岡をホームに迎えた一戦。C大阪はレオ・セアラや香川真司、ジョルディ・クルークスら、福岡はルキアンや井手口陽介、前寛之らを先発起用した。
開始早々の7分、福岡にアクシデントが発生。左目付近を押さえた紺野和也がプレー続行不可と判断され、佐藤凌我が途中起用される。
それでも福岡は22分に左CKを獲得。金森健志のクロスはクリアされたがセカンドボールを回収したところから再び金森が左サイドでボールを受ける。そのままクロスを供給するとボックス内で高く飛び上がったルキアンが強烈なヘディングシュートを突き刺して先制弾とした。
攻勢を強めなからも同点弾が遠いC大阪はビハインドで後半へ。64分に最初のカードを切ってJ・クルークスに代えて中原輝を投入。押し込んで崩しを図るC大阪に対して福岡がカウンターを狙う構図が続く。
69分には左サイドのカピシャーバがクロスを供給。ボックス右の加藤陸次樹がライン際から頭で折り返すと進藤亮佑が右足のボレーで合わせたが、強く地面に叩きつけたボールは枠を越える。
その後も積極的に選手を入れ替えていくC大阪だったが福岡がリードしたまま試合終了。この結果、C大阪は3試合ぶりの黒星を喫した。一方の福岡は8試合ぶりの白星とし、連敗を「4」でストップさせている。また、5試合ぶりのクリーンシートとなった。
■試合結果
セレッソ大阪 0-1 アビスパ福岡
■得点者
C大阪:なし
福岡:ルキアン(22分)
