20230603_Gamba1(C)Getty images

ガンバ大阪が暫定最下位脱出! 5戦ぶり先発三浦の決勝弾でアビスパ福岡に競り勝ち今季初連勝

明治安田生命J1リーグでは3日、第16節のアビスパ福岡vsガンバ大阪が行われた。

4試合未勝利の10位・福岡が、前節8試合ぶりの白星を飾った最下位・G大阪をホームに迎えた一戦。福岡は山岸祐也やルキアン、紺野和也ら、G大阪はイッサム・ジェバリやファン・アラーノ、倉田秋らを先発起用した。

試合は良い入りを見せた福岡が17分に右CKを獲得。中村駿のクロスに反応した山岸がフリーでヘディングシュートを放ち、勢いそのままに先制点を奪い切る。

それでもG大阪は24分に反撃。倉田のスルーパスに反応したI・ジェバリがボックス右に抜け出してグラウンダーのボールを折り返す。GK永石拓海が弾いたところに詰めていたファン・アラーノが左足で同点弾を押し込んだ。

さらに32分、G大阪は福岡陣内の中央付近右サイドでFKを獲得。山本悠樹がボックス内に蹴り込むとファーのダワンが頭で中央マイナス方向に落とす。上手くマークを外していた三浦弦太が左足で難なく逆転弾を流し込み、リーグ戦5試合ぶりの先発起用に応えた。

リードして試合を折り返したG大阪はI・ジェバリをターゲットにしつつ攻勢を強めていくがGK永石の奮闘もあってなかなか突き放すことはできず。流れを引き戻したい福岡は61分に最初の交代で佐藤凌我に代えて古巣対戦となる井手口陽介を送り出す。

すると64分には縦パスを受けたルキアンの落としに山岸が反応。巧みなコントロールで複数のG大阪DFを抜き去って右足でシュートを浴びせたが枠を右に外れていく。

G大阪は直後にファン・アラーノと倉田に代えて石毛秀樹と福田湧矢を投入。対する福岡は72分に前寛之に代えてウェリントンを起用する。

終盤にかけても互いに交代策を駆使していくが前半からスコアが動かないまま試合が終了。この結果、福岡は連敗を喫して5試合未勝利となった。一方のG大阪は今季初の連勝を飾り、未消化試合が一つある16位・湘南ベルマーレ、今節をまだ終えていない17位・柏レイソル、18位・横浜FCを暫定的に追い抜いて最下位を脱出し、15位に浮上している。

■試合結果
アビスパ福岡 1-2 ガンバ大阪

■得点者
福岡:山岸祐也(17分)
G大阪:ファン・アラーノ(24分)、三浦弦太(32分)

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