明治安田生命J1リーグ第11節のサガン鳥栖vs横浜F・マリノスが3日に駅前不動産スタジアムで開催された。
開幕から3勝2分け4敗で15位と苦しむ鳥栖が、同5勝3分け2敗で4位の横浜FMをホームに迎えた。
試合は前半からオープンな展開となる。その中で先制したのはホームの鳥栖。左サイドを抜け出した岩崎悠人がボックス左で折り返しのボールを入れると、正面の本田風智がスライディングしながらのシュートをニアのゴールに流し込んだ。
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ビハインドを背負った横浜FMだがハーフタイムにかけて反撃に出ると、立て続けのゴールで逆転する。まずは11分、ゴール正面やや右で正面のエウベルからボールを受けたヤン・マテウスが力強いシュートをゴール右上に突き刺して同点。続く21分にはバイタルエリアで西村拓真、アンデルソン・ロペスとパスをつなぐと、最後は正面に抜けたヤン・マテウスがこの日2ゴール目を奪って、試合をひっくり返す。
横浜FMが2-1でリードして迎えた後半、一進一退の攻防の中で加点したのはアウェーチーム。60分、右サイドを抜け出した喜田拓也の折り返しが鳥栖DF田代雅也に当たると、流れたボールをゴール正面やや右のエウベルがワントラップして振り向きざまシュート。ゴール左にボールを流し込み、横浜FMに3点目をもたらした。
その後、鳥栖の反撃をシャットアウトした横浜FMがそのまま3-1で逆転勝利を決め、白星でリーグ5戦無敗に。対する鳥栖はこれがリーグ3試合ぶり黒星となった。