明治安田生命J1リーグでは10日、第10節未消化分の浦和レッズvsサガン鳥栖が行われた。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制してから中3日、暫定8位・浦和は約2週間ぶりとなるリーグ戦で暫定15位・鳥栖と対戦。浦和はACL決勝第2戦から4名を変更してホセ・カンテやアレックス・シャルク、安居海渡ら、鳥栖は中2日で行われていた直近のリーグ戦から3名を入れ替えて西川潤や堀米勇輝、藤田直之らを先発起用した。
開始は主導権を握る浦和は最前線のカンテのポストワークや大久保智明の右サイドでの突破を生かしてゴールに向かっていく。対する鳥栖も小野裕二が各所に顔を出しながらボールを引き出して一進一退の攻防を続ける。
16分には西川潤のスルーパスに反応した菊地泰智がボックス手前左から左足を振り抜いたがGK西川周作が反応。右腕片腕で弾いてゴールを死守した。
徐々に鳥栖がリズムをつかみ始めるものの浦和も素早い攻撃からチャンスを作っていく。21分には左サイドを駆け上がった荻原拓也がクロスを上げるとボールはゴール方向へ。そのまま枠を捉えるような軌道を描いたがGK朴一圭が飛び上がって弾き出す。
前半終盤にかけて浦和が攻勢を強めていくものの先制点を奪うまでは至らず。スコアレスで折り返しを迎えたが、後半開始早々の49分には浦和がカウンターを発動。ピッチ中央付近のカンテからの落としを受けた大久保がスルーパスを送るとシャルクが抜け出す。ボックス左から左足を振り抜いたがシュートは左ポストに阻まれたうえ、オフサイドと判定される。
なかなかスコアが動きを見せない中で鳥栖は56分に小野と西川潤に代えて本田風智と長沼洋一を投入。浦和も60分にカンテとシャルクに代えて興梠慎三と関根貴大を送り出す。
その後も互いに素早い攻防を繰り広げるものの簡単にはシュートまで持ち込めない。鳥栖は68分に堀米と藤田に代えて河田篤秀と手塚康平という攻撃的な交代を行う。
すると70分、クロスがクリアされたところからボックス手前中央でボールを持った長沼が左足を一閃。鋭いシュートでゴール左下隅を射抜いて先制点とした。追う展開となった浦和は直後に伊藤敦樹に代えて小泉佳穂を起用する。
反撃に出る浦和は74分、ボックス際右サイドの大久保が左足で上げたクロスに興梠が飛び込んでいくがわずかに合わず。直後、浦和の後方でのボール回しが乱れたところからボックス左の手塚が左足を振り抜く。確実に枠を捉えてリードを広げた。
そして、浦和が反撃の狼煙を上げることはなく試合を終えている。この結果、浦和はリーグ戦で8試合ぶりに敗戦して未消化試合が残り2試合の状態で首位・ヴィッセル神戸との勝ち点差が「9」のままに。対する鳥栖は3試合ぶりの白星を飾り、12位に浮上している。
■試合結果
浦和レッズ 0-2 サガン鳥栖
■得点者
浦和:なし
鳥栖:長沼洋一(70分)、手塚康平(75分)


