20230218_FCtokyo5(C)Hiroto Taniyama

アルベル采配的中のFC東京が白星発進! 浦和レッズはスコルジャ新監督初陣で敗戦

明治安田生命J1リーグでは18日、開幕節のFC東京vs浦和レッズが行われた。

昨シーズンのJ1リーグを6位で終えたFC東京が、9位だった浦和をホームに迎えた一戦。アルベル監督体制2年目のFC東京はディエゴ・オリヴェイラや松木玖生らこれまでの主力に加えて新戦力の仲川輝人が先発している。一方で森重真人はケガによりメンバー外となった。

対する浦和も注目の新戦力であるDFマリウス・ホイブラーテンを早速スタメンに選出した。その他、ダヴィド・モーベルグやブライアン・リンセンらを並べてマチェイ・スコルジャ新監督の初陣をスタートさせている。

探り合うような展開となった立ち上がり。互いにロングボールを織り交ぜつつディフェンスラインの背後を狙っていくがなかなかシュートまでは至らず。次第にピッチの各所で競り合いが繰り広げられるフィジカリーな戦いとなっていく。

打開を図る浦和は主将の酒井宏樹が高い位置を取り始めたところからチャンスを増やす。それでもスコアレスで折り返しを迎え、勝負の行方は後半に託された。

FC東京はーフタイム中に東慶悟に代えて安部柊斗を起用する。すると後半から支配率を高め、48分には左サイドのバングーナガンデ佳史扶がグラウンダーのクロスを供給。ボックス左でトラップした仲川が左足を振り抜いたがバーに阻まれる。

流れを変えたい浦和は56分にモーベルグに代えて松崎快を送り出すがなかなか主導権を奪うことができない。そして66分、ボックス左に抜け出した安部が中央に折り返すと伊藤敦樹のブロックしたボールが小泉佳穂の身体に当たってゴールに吸い込まれ、オウンゴールでFC東京が先制した。

両チームは直後に選手交代を敢行。FC東京が仲川とバングーナガンデに代えて渡邊凌磨と長友佑都、浦和がブライアン・リンセンと小泉佳に代えて興梠慎三と関根貴大を投入する。

交代が功を奏したのはFC東京だった。74分、ボックス手前中央でボールを受けたD・オリヴェイラが左サイドにスルーパス。ボックス左に侵攻した渡邊が思い切りよくシュートを放つと浦和DFにディフレクトしたボールがニアを抜いた。

そして、試合は浦和が反撃を成功させることなく終了。途中出場の選手が2得点に関与し、指揮官の采配が実を結ぶ形でFC東京が2023シーズン初戦を制した。一方の浦和はスコルジャ監督体制の初陣を黒星でスタートさせている。

■試合結果
FC東京 2-0 浦和レッズ

■得点者
FC東京:オウンゴール(66分)、渡邊凌磨(74分)
浦和:なし

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