日本代表を率いる森保一監督が6月の強化試合での狙いを語った。
日本サッカー協会(JFA)は4月28日、キリンカップサッカー2022の参加国を発表。日本のカタール・ワールドカップ(W杯)に向けた強化の一環として組まれるその大会では、チリ代表、ガーナ代表、チュニジア代表が参戦してトロフィーを争う。
日本は、6月10日にノエビアスタジアム神戸でガーナと対戦。その試合の結果に応じ、14日にはパナソニックスタジアム吹田でチリもしくはチュニジアと相まみえる。
参加国発表会見に出席した森保監督は「素晴らしい対戦相手と戦う機会を作っていただきありがとうございます」と喜びつつ、以下のように試合の位置付けを語った。
「チリ、ガーナ、チュニジアと、世界の強豪と我々は真剣勝負をすることができます。しっかりと目的をもって戦うことによって、カタールW杯に向けて良い準備、チーム作りを進めていきたいと思います。このキリンカップで、我々はチームコンセプトの浸透をしていくということ、チーム戦術の幅を広げる戦いをすること、W杯に向けて個々の選手のパフォーマンスをしっかりと確認することをやっていきつつ、結果にこだわり、応援してくださる皆さん勝利をお届けできるように、そしてキリンカップのトロフィーを掲げることができるように戦いに臨みたいと思います」
また、森保監督は「戦術の浸透」を最も重視すると強調。戦術の幅を広げることについても「いくつかのシステムを持って戦いに臨めるような準備となるチャレンジをしたい」としつつ、まずはベースを確固たるものとすることを目指しているようだ。
「どういう戦いをするにしても、どういう相手と戦うにしても、我々自身がチームの戦い方のベースをしっかりしていなければその先の対戦相手に合わせる、あるいは試合でオプションとして使う新たな戦術は機能しないと思っています。常にベースの部分を持ちながらオプションを探っていく、そして我々が戦いの中で常に立ち返れるベースを持っておくことがより勝利の確率を上げることにつながると思いますし、選手が思い切ってプレーすることにつながると思いますので、自チームの戦術の確認、浸透をしっかりしたいと思います」
6月にはキリンチャレンジカップだけでなくキリンチャレンジカップ2022も開催され、2日にパラグアイ代表、6日にブラジル代表と戦うことが決まっている。森保監督は、6月の連戦で選手たちに世界と対等に戦える自信を植え付けたいと口にした。
「(W杯本大会で同組の)相手がスペインだから、ドイツだから新しいことを何かやらなければならないというより、自分たちがこれまでやってきたことの自信を忘れないように。素晴らしい選手が日本代表に揃っていますので、その選手たちが力を発揮することが相手に勝つ確率を上げられるということ、チームが自信をもって臨めるように、選手たちが自信をもって戦いに挑んでくれるようにしていきたいと思います」
