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今季退団・宇賀神友弥の一撃に埼スタ喝采! セレッソ大阪を下した浦和レッズが大分トリニータの待つ天皇杯決勝へ

天皇杯JFA第101回全日本サッカー選手権大会は12日、準決勝の浦和レッズvsセレッソ大阪が行われた。

明治安田生命J1リーグを6位で終えた浦和と12位だったC大阪による一戦。天皇杯においては、浦和は準々決勝でガンバ大阪、C大阪は名古屋グランパスを撃破して勝ち上がってきた。

スタメンには浦和はキャスパー・ユンカーや江坂仁、さらには今季契約満了の宇賀神友弥らを先発起用。今季限りでの退団が発表されている槙野智章はベンチ、現役引退が発表されていた阿部勇樹はメンバー外となった。一方のC大阪は奥埜博亮や坂元達裕、清武弘嗣ら、そして今季現役引退を発表している大久保嘉人をスタートから最前線に置いている。

試合の立ち上がりは浦和が積極性を見せた。キックオフ直後から前線のK・ユンカーを狙ったロングボールを入れるなどゴールに近づこうとする。対するC大阪も、得点には繋がらなかったものの6分に大久保が左サイド距離のある所から右足を振り抜くなど受けには回らない。

前半半ばごろからはC大阪がペースを握る。15分には左CKの流れからボールがこぼれたところに坂本が反応。右足のボレーで狙ったが枠を外れていく。なかなかK・ユンカーにボールが入れられなくなってきた浦和だったが、後方から繋ごうとするC大阪に前からプレスをかけて自由にさせない。

試合は28分に動きを見せた。関根貴大が右サイドからクロスを入れた流れから混戦が生まれるとボックス左にボールがこぼれる。駆け上がってきていた宇賀神が右足で合わせてネットを揺らした。今季退団を発表している男の一撃に、浦和のホームスタジアムは拍手喝采で包まれる。

反撃に出るC大阪は早いタイミングのクロスやセットプレーからチャンスを作っていくがネットを揺らすことができず。前半は浦和がリードを保ったまま終えた。

ビハインドのC大阪は後半開始早々に決定機を迎える。49分にボックス内で為田大貴が粘ったところで清武がこぼれ球に反応。左足で合わせたが枠を捉えなかった。

対する浦和も追加点の機会をうかがっていく。54分にはボックス手前左から宇賀神がクロスを供給。K・ユンカーが頭でボールを捉えたが、ゴールライン際でカバーした西尾隆矢に弾き出された。

浦和が62分に宇賀神に代えて汰木康也を投入すると、先制点を奪った男に惜しみない拍手。チームとしてはより攻撃的な選手を送り込んで前に出ていく姿勢を示した。追う展開が続くC大阪も64分、大久保と為田に代えて加藤陸次樹と山田寛人を投入する。

その後も互いに交代策を駆使しつつ一進一退の攻防を続けた。終盤には江坂と明本考浩に代えて西大伍と槙野智章を起用する手堅いカードを切った浦和は、試合終了間際の89分にも小泉佳穂がボックス左から右足でゴール左下隅を射抜いて加点する。

そして、そのまま無失点で終えて勝利した浦和は、同日に他会場で川崎フロンターレと対戦してPK戦の末に1-1(PK:4-5)で競り勝った大分トリニータと、タイトルをかけて19日に国立競技場で行われる決勝戦で激突。大分にとってはクラブ史上初、浦和にとっては3年ぶり4度目の天皇杯制覇がかかる一戦となる。

■試合結果
浦和レッズ 2-0 セレッソ大阪

■得点者
浦和:宇賀神友弥(28分)、小泉佳穂(89分)
C大阪:なし

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