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ドイツで奮闘するチェイス・アンリ&福井太智。U-20日本代表指揮官が分析する現状は?

U-20日本代表を率いる冨樫剛一監督が、海外組の状態を説明した。U-20ワールドカップ(W杯)招集メンバー発表会見で語っている。

アルゼンチンで行われるW杯の開幕を今年5月下旬に控える日本。世界一を目指し、グループステージでは現地時間21日にU-20セネガル代表、同24日にU-20コロンビア代表、27日にU-20イスラエル代表と対戦する。

そして、日本時間8日には招集メンバー20名が発表された。W杯予選も兼ねていた今年3月のAFC・U-20アジアカップ・ウズベキスタン2023でもプレーしていたバルセロナDF髙橋仁胡のほか、新たにシュトゥットガルトDFチェイス・アンリ、バイエルンMF福井太智と計3名の日本人選手が名を連ねた。

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冨樫監督は、直近の公式大会に参加していた髙橋を除いた2名の現状に関する印象を語っている。まず、2023年1月にサガン鳥栖からバイエルンに完全移籍した福井についてはクラブでも良い地位を築いていると評価した。

「福井太智に関してはバイエルンのセカンドチームでしっかりとレギュラーをとって、そして攻守において中心としてプレーしているのを現地でも確認しています。リスタートのところも彼が蹴っているというのもあって、バイエルンも監督が替わった時にトップチームの方の練習にも参加して、物凄く良い状態だと思っています」

一方のチェイス・アンリは尚志高校卒業後、Jリーグを経ずに2022年4月にシュトゥットガルトに加入。セカンドチームで経験を積んでいる。

「(チェイス)アンリに関しても主戦場はセカンドチームです。彼のチーム自体があまり調子が良くなく、ゲーム展開も非常に苦労している中、彼自身ももがき苦しみながらも、やはりゲームの中での環境、あるいは敵のインテンシティも含めてしっかりと戦っているなと感じています」

新型コロナウイルス禍の影響で4年ぶりの開催となるU-20W杯。各国の将来のスターたちがしのぎを削る大会で、若くして欧州行きを決断した若武者たちはどのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。

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