日本代表を率いる森保一監督が気を引き締めている。2月1日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選、サウジアラビア代表戦後の会見で語った。
日本は1日、アジア最終予選のグループBで首位を走るサウジアラビアをホームに迎えて2-0で勝利。これによりサウジアラビアとの勝ち点差を「1」に縮めたほか、3月下旬に行われる第9節で3位・オーストラリア代表との直接対決戦に勝利すればW杯出場決定という状況まで持ち込んでいる。
最終予選では初戦でオマーン代表に敗れるなど厳しい立ち上がりとなったが、サウジアラビア戦の勝利で5連勝。森保監督はまず、強敵を撃破したことを喜んだ。
「選手たちは良い緊張感を持ち、質の高い練習でこの試合へ良いエネルギーを作ってくれました。サウジアラビアは非常にレベルが高いですが、素晴らしい練習でこの試合の準備ができたことにより、良いエネルギーが作れて勝利につながったのかなと思います」
試合の中では1ゴール1アシストを記録した伊東純也らを中心にカウンターから多くのチャンスを作った。森保監督はサウジアラビア戦に向けてチームとして準備してきたことを伝えつつも「選手たちがしっかりとインプットしてくれて、試合状況によって良い判断に繋げてくれた」と選手たちを称えている。
一方、指揮官はまだ何かが決まったわけではないという事実も強く意識し、気持ちを引き締め直した。
「次のオーストラリア戦に向けてまずは我々が気持ちと考え方を整理しないといけない。素晴らしい準備から戦いを見せてくれて選手たちが勝利をつかみ取ってくれましたが、この勝利でW杯が決まったわけではありません。まだ我々は何もつかみ取っていないということを次に集まった時に確認して、対戦相手がW杯出場を与えてくれるものではなく我々がつかみ取っていかなければいけないということを、オーストラリア戦の前に確認しないといけないと思います」
勝てば自力でW杯への切符をつかむことができるオーストラリア戦。アジア最終予選の第9節は3月24日に開催予定となっている。
