コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス獲得の可能性について、パチューカ会長が言及した。
これまでポルトやモナコ、レアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘンなど数々のビッグクラブでプレーしてきたハメス。コロンビア代表としても114キャップを記録するなど、長年にわたってチームを牽引している。
そんな33歳MFは今年1月にラージョ・バジェカーノを退団し、メキシコのクラブ・レオンに加入。2023年のCONCACAFチャンピオンズカップ優勝でクラブ・ワールドカップ出場権を得ていたクラブへと加わり、夏に開幕するビッグトーナメントへの出場に期待も高まっていた。
しかし3月、『FIFA』はクラブ・レオンの出場を認めず。オーナーである「Grupo Pachuca」は、同じく出場資格を持つパチューカのオーナーでもあるため、クラブ・レオンがマルチオーナーシップ基準を満たさなかったとして出場資格を剥奪している。こうした状況から一部メディアの間では、同一オーナーであるパチューカがハメス・ロドリゲスと38歳MFアンドレス・グアルダードを獲得し、クラブ・ワールドカップに出場するとも伝えられていた。
しかし、パチューカのアルマンド・マルティネス会長は『ESPN』で「いや、グアルダードとハメスは、クラブ・ワールドカップに向けた補強候補ではないよ」と噂を否定。リーグ内の選手の獲得を検討していることを明かしつつ、クラブ・レオンの2選手は候補ではないと明言している。
なおハメス・ロドリゲスは、クラブ・レオンの出場資格取り消しについて「重大な不当」「フットボール界が汚される」と力強い言葉で『FIFA』を非難している。
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