クラブ・レオンMFハメス・ロドリゲスは、クラブ・ワールドカップからの除外についてコメントした。
2023年のCONCACAFチャンピオンズカップで優勝し、2025年夏に開幕するクラブW杯への出場権を獲得していたクラブ・レオン。しかし、同じく今大会に出場するパチューカ(メキシコ)と同じ『Grupo Pachuca』の傘下であるため、国際サッカー連盟(FIFA)は「パチューカとクラブ・レオンは、クラブ・ワールドカップ規則で定められたマルチクラブ・オーナーシップの基準に満たさなかった」と発表。ルールに違反したとし、クラブ・レオンを大会から除外していた。
そしてクラブ・レオンに所属するハメス・ロドリゲスは、このFIFAの決定を猛批判。28日の会見で「これは重大な不当行為だと思う」とし、以下のように続けている。
「僕らはピッチ上で勝ち取ったんだ。クラブも選手たちも傷ついている。僕らの除外は不公平だよ。僕らに代わる出場チームも、そしてフットボールそのものが汚されてしまう。たくさんのファンが大会への遠征を計画してくれていたのに、彼らに『いけなくなった』とどう伝えるんだ?」
「この件については疑問だらけだ。おかしなことだね。FIFAはしっかりしないといけないよ。フットボールはこれで汚れてしまった」
また、今季限りで引退する38歳MFアンドレス・グアルダードも「誰かがミスをしたとしたら、それはレオンではなくFIFAだ。間違っているのはFIFAだよ。これまでもマルチクラブ・オーナーシップは存在していたし、Grupo Pachucaも存在していた。彼らがレオンを買収したのは何年も前のことだよ。それなのに、今になって予選を突破したのに参加できないと伝えてきた。あとになって、参加できないというルールをでっち上げたんだよ」
なおFIFAは、クラブ・レオンに代わる出場チームを後日発表するとしている。
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