明治安田J2リーグは29日に最終節が各地で行われた。
前節の水戸ホーリーホックとの天王山を制し、首位に浮上したV・ファーレン長崎(勝ち点69/得失点差+19)。J1リーグへの自動昇格、そしてJ2リーグ優勝に王手をかけた状態で、4位・徳島ヴォルティスとの最終節を迎えた。
しかし試合は序盤から徳島のペースで続き、18分にはエウシーニョにバー直撃のシュートを許す。その後も主導権を握れずに守勢に回る時間が続くと、41分についに失点。ボックス内へのクロスを跳ね返せず、最後は渡大生に強烈なボレーシュートを叩き込まれた。長崎は1点ビハインドで前半を折り返す。それでも、後半頭から2選手を入れ替えて反撃を狙うと、68分に翁長聖が同点弾を奪った。試合を振り出しに戻すと、1-1で終えた。
一方、前節の直接対決を落としたことで2位に転落した水戸(勝ち点67/得失点差+19)は、16位・大分トリニータとホームで対戦。勝てば文句無しで自動昇格を決められる状況で最終節に挑んだが、前半をスコアレスで折り返したものの、後半開始2分で多田圭佑が先制ゴールを奪う。その後も勢いに乗ってチャンスを作っていくと、75分には山本隼大が見事なミドルシュートを叩き込んでリードを広げた。このまま無失点で試合を終え、2-0で勝利を飾っている。
また、3位につけているジェフユナイテッド千葉(勝ち点66/得失点差+17)は、ホームでFC今治と対戦。前半のうちにカルリーニョス・ジュニオ、鈴木大輔がネットを揺らして2点リードで折り返すことに成功する。さらに後半開始直後にオウンゴールで3点目、74分に石川大地が4点目を奪った。終盤にはエドゥアルドにもゴールが生まれ、5-0で快勝を収めている。
この結果、最終節を終えたJ2リーグ上位3チームの順位は以下のように確定した。
1位:水戸ホーリーホック(勝ち点70/得失点差+21)
2位:V・ファーレン長崎(勝ち点70/得失点差+19)
3位:ジェフユナイテッド千葉(勝ち点69/得失点差+22)
水戸はクラブ史上初のJ2リーグ優勝を達成、そして初のJ1リーグ昇格を決めている。一方で長崎は2位に転落したものの、8シーズンぶりのJ1復帰が決定。快勝の千葉は1ポイント届かず、昇格プレーオフにまわることとなった。
