Sandro-Tonali(C)GettyImages

トナーリに3年間の追放処分の可能性…ミラン所属時の賭博を認めたと報道

ニューカッスルのサンドロ・トナーリは、検察当局に対してミラン所属時に賭博を行っていたことを認めたようだ。


11日にユヴェントスのMFニコロ・ファジョーリが賭博違反で捜査を受けていることが明らかになったイタリアサッカー界。さらに翌日にはイタリア代表のトナーリとニコロ・ザニオーロが賭博違反の疑いで警察から聴取され、代表チームから離脱することになった。

この件について『La Gazzetta dello Sport』によると、トナーリは検察当局から賭博関与に対する取り調べを3時間近く受けた際、ミランが関与するものを含むサッカーの試合で賭けを行っていたことを認めたようだ。

ただ、トナーリはミラン所属時にミランの試合の賭けはしていないと主張。この主張が認められれば処分は軽減されるが、自分のチームに賭けた場合はイタリアサッカー連盟(FIGC)から3年以上の出場禁止処分を受ける可能性がある。トナーリはまた、ギャンブル依存症を患っていることも公表した。

ユヴェントスのファジョーリは賭博違反で7ヶ月の出場停止と罰金、セラピーの処分が下された。トナーリとしては同様の処分を受けることを望んでいるようだが、トナーリはさらに違法賭博プラットフォームでの活動についても捜査が行われている模様で、無許可の賭博サイトを利用したことでさらなる処分の可能性もあると伝えている。

同じくアストン・ヴィラ所属のザニオーロも賭博スキャンダルに関与しており、今後の捜査が注目を集めている。

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