スウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュは、所属するスポルティングCPに対して「激怒」しているようだ。
今季スポルティングCPで公式戦52試合54ゴール13アシストと驚異的な活躍を見せ、リーグ連覇やカップ戦優勝の立役者となったギェケレシュ。その活躍は世界中のビッグクラブの関心を集めており、今夏の移籍市場ではマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルをはじめ、リヴァプールやアトレティコ・マドリーなども獲得を検討していることなどが伝えられている。
しかし、選手本人はスポルティングCPの姿勢に「激怒」しているようだ。ポルトガル『Record』によると、ギェケレシュは昨年の時点で2025年夏により有利な条件で退団できることを約束され、今季は残留した模様。契約解除金1億ユーロ(約165億円)ではなく、移籍金6000万ユーロ(約99億円)+ボーナス1000万ユーロ(約16億5000万円)程度のオファーであれば、スポルティングCPが移籍を認めるという“紳士協定”を結んでいたようだ。
しかしスポルティングCP側は、その“紳士協定”を上回る移籍金8000万ユーロ(約132億円)を要求している模様。これにギェケレシュは「激怒」しており、自身のSNSからスポルティングCP関連の投稿をすべて削除したと伝えられている。
なおイギリス『スカイスポーツ』は、マンチェスター・Uが仲介人を通してギェケレシュへ最初のアプローチを行ったと伝えている。今後の動向に注目だ。




