Manuel Neuer Germany DeutschlandGetty Images

ドイツが“嫌がる”日本のプレーは?独メディア、ロシア大会のメキシコ戦を引き合いに出し…

ドイツ代表が、日本代表との対戦で最も警戒するのはどのようなプレーなのだろうか。ドイツ『Sportschau』が指摘している。

23日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)での初戦で日本と対戦するドイツ。放送局『ARD』の老舗スポーツ番組である『Sportschau』はウェブサイトでその試合に向けた記事を掲載。その中でドイツは日本戦へリスペクトをもって臨むだろうと予想する一方で、相手のカウンター攻撃に関しては「少しばかりリスペクトを超えたもの」を感じさせると伝えられている。

記事によれば、メンバーらのコメントから「日本のチームが規律性の高い情熱を込めた守備を見せ、攻撃ではカウンターを通じて成功を手にすることが恐れられているようだ」といった懸念が読み取れるという。DFニクラス・ジューレが先日の会見でトレーニングで“カウンター対策“が重視されていると認めていたことに触れ、「ドイツがそれ(カウンター)を嫌がるのはサッカー界では知れ渡っている話だ」とも綴られている。

記者は、グループステージ敗退を経験した2018年のロシア大会ではドイツは「カウンターに対する弱さが命取りとなった」と表現。ロシアでの初戦では「メキシコは当時のタイトルホルダーを侵略することを楽しみ、最終的に成功した。メキシコが放った13本のシュートのうち、5本はカウンターによるもので、試合唯一のゴールもそういったプレーから生まれた」と続けた。

さらに記事では今回は招集外となったDFマッツ・フンメルスが当時の試合後、「7~8人が攻撃的なプレーをすれば、攻撃の勢いが守備の安定感を超えるのは当然。僕たちはサウジアラビア戦と同じようなプレーをした。より優れたチーム相手に」と話していたことを紹介。そして、先日のオマーン戦と同様、当時の大会前最後のサウジアラビアとのテストマッチでもカウンターへの弱さが浮き彫りになっていたことが指摘されている。

なおGKマヌエル・ノイアーは先日の会見で充実した大会を過ごすためには「守備がカギとなるだろう」と話していたが、記者はそのコメントはドイツが「バランスが崩れ、敗れてしまうといった懸念しているように聞こえる」と解釈。「そうなればスペイン相手の2戦目で大きなプレッシャーがのしかかるだろう」との言葉で記事を締めくくっている。

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