元ドイツ代表MFのサミ・ケディラ氏が、7-1で大勝したあのブラジル戦について言及。アメリカ『ESPN』でヨアヒム・レーヴ監督がハーフタイム中にチームに向けた言葉を明かした。
ドイツが世界王者に輝いた2014年ブラジル・ワールドカップで、最も印象に残ったのは7-1でブラジルを粉砕した準決勝戦。トーマス・ミュラー(11分)やミロスラフ・クローゼ(23分)、トニ・クロース(24分、26分)、そしてケディラ(29分)がゴールを決め、前半のうちに5-0で大量リード。後半はアンドレ・シュールレ(69分、79分)に2ゴールを奪い、ブラジルはオスカルが終了間際に1点を返すにとどまった。
昨夏にスパイクを脱いだケディラ氏にとってもキャリアで最も衝撃的な試合だったようだ。レーヴ監督が当時、どのようにしてメンバーの気持ちを落ち着かせたのか明かした。
「あの日、最も重要だったのはレーヴの存在」
「ハーフタイム中、『誰かが相手を挑発したり、蔑んだり、5点リードを面白がるようなことをしたら、その選手を即交代にして、ファイナルでもプレーさせないからな』と言われた。『真剣に取り組んでブラジルの代表チームをリスペクトしろ』とも。そして、『何よりも相手のサポーターや国に敬意を払うべきだ』」
「『ここで素晴らしい時間を過ごし、まだ終わっていない。彼らをリスペクトしなければならない。彼らはブラジルで我々はドイツ。みんな平等だ。数年後にはまた彼らと対戦し、今度は彼らが5点リードを奪うかことだってありうる。なので謙虚な姿勢でいて敬意を持ちながらこれを終わらせなければならない』」
レーヴ氏は昨年のEUROを最後に15年間務めていたドイツ代表指揮官の座から退任。77キャップの代表キャリアを誇るケディラ氏はあの圧倒的優位な状況の中で指揮官が発した言葉を今でも忘れられないようだ。
