ブンデスリーガは23日に第29節が行われ、フライブルクとシャルケが対戦した。
ヨーロッパリーグではラウンド16で姿を消したが、DFBポカールではバイエルンを破って準決勝に進出し、ブンデスリーガでも激しいチャンピオンズリーグ出場権争いを繰り広げるフライブルク。連勝を狙う一戦では、コンディションが心配された堂安律も先発入りした。一方、前節5-2で大勝して勝利を取り戻したが未だ17位と降格圏に沈むシャルケでは、負傷中の吉田麻也、上月壮一郎はベンチ外となっている。
フライブルクは開始6分で堂安に決定機が訪れるなど良い入りを見せると、7分に早速先制。ロングボールを見事なトラップで収めた堂安が前を向き、走り込んだグレゴリッチュにラストパス。受けたエースが冷静に沈め、大きな先制ゴールを奪った。なお、堂安にとってこれが今季リーグ戦5アシスト目となった。
勢いに乗るフライブルクは、13分にも堂安の見事なスルーパスからグリフォに決定機が訪れる。ここはポストに直撃したが、16分にも堂安のヘッドが枠をとらえ、23分と34分にもグリフォが際どいシュートを放つなど、チャンスを量産していく。すると35分、グレゴリッチュが華麗なバッグヘッドを流し込み、リードを広げることに成功。42分にも堂安が強烈なミドルを放つなど、相手を圧倒して前半を折り返す。
後半に入っても攻撃の手を緩めないフライブルクは、52分にも堂安のドリブルからチャンスを作って最後はヘーラーがダメ押しとなる3点目。73分にはこの日大活躍の堂安とグレゴリッチュがベンチへと下がった。83分にもCKからギンターが4点目を奪い、4-0と完勝を収めた。
この結果、フライブルクは連勝を達成。勝ち点を53まで伸ばし、暫定ながら3位に浮上している。一方のシャルケは勝ち点24で17位のままとなっている。




