フェネルバフチェは、昨季所属したFWアラン・サン=マクシマンの主張に反論している。『The Athletic』が伝えた。
2024-25シーズンは、アル・アハリからレンタルでフェネルバフチェに加入したサン=マクシマン。31試合で4ゴール5アシストを記録した28歳FWだが、先日ザック・ナニ氏のポッドキャストに出演した際、クラブスタッフから「ドーピング製品とみなされるもので治療を受けた」と主張し、大きな物議を醸している。
「ジョゼ・モウリーニョは優勝するために全力を尽くしたが、残念ながらクラブを取り巻く状況は非常に複雑で、様々な出来事が起きた。僕の例を挙げると、彼らは僕にドーピングさせようとしてきた。こういうことは世間が知らないことだと思う。陰で脅されているから声を上げられないんだ。これはフットボールの枠を超えているよ」
この主張に対し、フェネルバフチェは声明で反論。法的措置も辞さない覚悟を明確にした。
「選手は健康問題に伴う治療に関して、事実を歪曲し、世間を欺き、クラブの評判を傷つけようとした。フェネルバフチェ・スポーツクラブとして、我々はこうした誤解を招く発言や評判を傷つける発言に対し、あらゆる法的権利を行使することをお知らせする」
なおサン=マクシマンは、物議を醸す自身の発言についてSNSでこう付け加えている。
「Xで拡散されているようだから、僕の発言を明確にしたい。僕が話したのは、クラブを取り巻く、どんなことでもやる準備をしている人間のことだ。僕の場合、病気になった時に事実上ドーピング製品とみなされる治療を受けた。この医師団の目的がなんだったのか、僕にはまったくわからない」
.jpeg?auto=webp&format=pjpg&width=3840&quality=60)

