Ali Koc(C)Getty Images

トルコリーグでまたも暴力事件…フェネルバフチェ会長がギョズテペファンの襲撃で負傷か

トルコのスュペル・リグの試合で、またも深刻な事件が発生している。

近年、事件が相次いでいるスュペル・リグ。今年3月のトラブゾンスポル対フェネルバフチェの一戦では、試合後に勝利を喜んでいたフェネルバフチェの選手をマスク姿のファンが襲撃。選手や止めに入ったスタッフと揉み合いになると、制圧された後にトラブゾンスポルのサポーターが大量にフェネルバフチェの選手へと襲いかかっている。また昨年12月には、アンカラグジュの当時の会長らが審判を襲撃し、リーグが1週間中断する事態に発展していた。

そうした中、再びスタジアムで事件が発生。17日に行われたギョズテペ対フェネルバフチェの一戦(2-2)で、50分頃にスタンドで観戦していたフェネルバフチェのアリ・コチュ会長がアウェースタンドへの入場が許可されなかった自チームのファンのもとへと向かおうとした際、ギョズテペの一部サポーターが会長に向かってボトルなど大量に投げつけた。『as』によると、一部はコチュ会長の頭に直撃してケガを負った模様。会長はそのまま付き添われてロッカールームへと向かったが、この際にもギョズテペの公認サポーターに突き飛ばされたという。その後、会長は警備員とともにスタジアムの外まで保護されたようだ。

トルコメディア『NTV Spor』によると、コチュ会長を突き飛ばした人物はすでに逮捕されたという。一方でギョズテペの名誉会長であるメフメト・セピル氏は、今回の事件について「明日、事件がどのように展開したかなどすべてを検証する。誰も疑うべきではない。ギョズテペが間違いを犯したのであれば謝罪する。だが、ギョズテペのすべての権利は保護される」と語っている。

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