レアル・マドリーFWエンドリッキは、1月の移籍市場で退団する可能性があるようだ。
若くしてパルメイラスで大活躍を見せ、2023年に17歳でブラジル代表デビューを飾ったエンドリッキ。大きな期待を集めながら2024年夏にレアル・マドリーへと合流したが、ポジションを掴めずに難しい時間が続いている。9月にはケガから復帰したものの今季未だ出場がなく、今年3月を最後に代表チームからも離れている。
そんな19歳FWは、1月の移籍市場でレアル・マドリーを離れる可能性があるようだ。スペイン『Relevo』などに寄稿するスペイン人記者マッテオ・モレノ氏によると、エンドリッキに対してはセリエAの強豪ユヴェントスが関心を示しているという。
同氏によると、今夏の移籍市場ではイタリアやスペイン、ドイツなど複数クラブがエンドリッキの獲得に意欲を示していたようだが、レアル・マドリー側が拒否した模様。しかしワールドカップの開催が迫る中で、本人がブラジル代表に復帰するために出場機会を熱望しており、レアル・マドリー退団を望んでいると伝えられている。
以前には、レアル・マドリーOBグティ氏も「もし今から12月までにチャンスが得られないのであれば、成長を続けるためにも移籍するのがベストだと思う。若い選手にとって最善の解決策は、出場時間を得ることなんだ」と退団を勧められていたエンドリッキ。ブラジル代表では18歳FWエステヴァンなど若手アタッカーの台頭も注目を集めているが、2026年ワールドカップを見据えて1月に新天地を求めることになるのだろうか。




