Soichiro Kozuki_Schalke_20231022(C)Getty Images

シャルケ上月壮一郎、ポーランド1部移籍が発表…買い取りOP付きのレンタルでグールニク・ザブジェへ

ブンデスリーガ2部シャルケは1月30日、元U-20日本代表の上月壮一郎が今年12月31日までの期限付きでポーランド1部グールニク・ザブジェへ移籍することを発表した。買い取りオプション付きのレンタルになることも明かされている。

現在23歳の上月は2022年1月に京都サンガF.C.を退団し当時ドイツ5部のデューレンを経て昨夏に4部のシャルケのセカンドチームに加入。同チームでのプレーが認められ昨年1月にトップチームに引き上げられると、ブンデスリーガ5試合連続で先発出場(1ゴール)を果たし、注目を集めていた。しかし、2月に足首の負傷により長期離脱を余儀なくされると、復帰後も2部に降格シャルケで定位置掴めず、再びセカンドチームでプレーすることが明らかとなった。

そんな上月だが、以前にも濃厚とされた元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキがプレーするグールニク・ザブジェへ。シャルケのマーク・ヴィルモッツSD(スポーツディレクター)はクラブの公式ウェブサイト上の発表で、「ソウイチロウはシャルケでレギオナールリーガ(4部)からブンデスリーガへの見事な飛躍を遂げた。しかしケガした後、今季前半戦は出場時間が限られていた。我々はソウイチロウ、そしてクラブのためにも有意義な決断を下すことにした。彼のポーランドでの活躍と幸せを祈る」との言葉で送り出している。

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なおグールニク・ザブジェが上月を買い取った場合、シャルケは「契約で合意した条件で買い戻す権利を有する」模様。同選手を将来的にシャルケに呼び戻す可能性を残す考えのようだ。

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