クリスタル・パレスGKディーン・ヘンダーソンは、試合後にジョゼップ・グアルディオラ監督と口論になったことについて言及した。
17日に行われたFAカップ決勝戦で、マンチェスター・シティと激突したパレス。終始ボールを握られる展開となったものの、16分に見事なカウンターから先制点を奪う。その後はヘンダーソンがあわや退場かというシーンを乗り越えると、そのヘンダーソンがPKをストップするなど何度もピンチを凌ぎ、1-0で勝利。今季のFAカップ優勝を達成した。
これがクラブ創設164年で初の主要タイトルとなったパレス。ピッチ上は歓喜の輪で溢れていたが、ヘンダーソンがグアルディオラ監督と口論になっている場面が中継に抜かれており、大きな話題となっている。
そしてこの件について、パレス守護神は『 ITV Sport』で「ただ握手に行っただけだったのに。時間稼ぎにイライラしていたのは明らかだったね。だから『10分も(アディショナルタイムが)与えられたじゃないか。悪く思うなよ』って伝えたよ」と語った。
一方でマンチェスター・C指揮官は、このヘンダーソンの発言に強く反論している。
「彼は自分の立場を守り、我々も自分の立場を守った。時間稼ぎだ。最後の数分間はわかるが、最初の1分や2分からだって? 彼はイギリス人だ。イングランド・フットボールはプレーしなければならない」
「誰もがやりたいことをやればいい。我々はゴールを決めなければならなかった。ヘンダーソンが時間を稼いだから負けたわけじゃない。最後の数分間は理解できる。アディショナルタイムは10分近く与えられたが、リズムの問題だ。ファンはみんな、22選手がプレーするのを見に来ている。今のバルセロナを見てくれ。彼らは負けていても攻撃、攻撃、攻撃、攻撃だ。美しいショーだね」
そのうえで「彼の立場は理解できるよ。これは審判の問題であって、私の問題ではない」と続けている。
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