クリスタル・パレスは、イングランド代表DFマーク・グエイに対するニューカッスルの4度目のオファーを拒否したようだ。
2021年夏にチェルシーからパレスに加わり、公式戦111試合に出場するなど絶対的な主力に成長したグエイ。2022年3月にはイングランド代表デビューも果たすと、EURO2024では出場停止1試合を除いてすべてフル出場、決勝進出に大きく貢献している。
そのパフォーマンスが世界中で高く評価されているグエイだが、今夏にはニューカッスルが熱心に獲得を狙っていることが伝えられてきた。そして『The Athletic』によると、ボーナスを含めて総額6500万ポンド（約124億円）の4度目のオファーを提出した模様。しかし、パレスはこのオファーも拒否したと報じられた。
なお、パレスのスティーブ・パリッシュ会長は先日『BBC』のインタビューで、「我々は彼を引き留めたい。だが、検討する価格もある。現実的に言えば、彼は地元育ちの24歳であり、驚異的な才能を持っている。どこかのクラブが我々を困らせる必要があるね。だが、現時点ではそれはない」と明かし、また移籍を認めるには「スーパースター・マネー」が必要だと語っている。
そしてオリヴァー・グラスナー監督も、17日のプレミアリーグ開幕戦へ向けた会見で「今日も一緒に練習して、一緒に話したよ。銀行口座を見て入金があったかどうか確認する必要があるようだが、入金はないようだね。彼は我々の選手であり、キャプテンの1人である。それ以外はなにもない」とコメント。さらに、以下のように続けた。
「マークとプランを立てているんだ。私に対して『監督、僕は移籍します』と言わない限り、あるいはクラブ側が退団を伝えてこない限り、我々は選手たちと全面的に協力し、競争力を発揮できるように準備するよ」