ロサンゼルス・ギャラクシーに所属するチチャリートことFWハビエル・エルナンデスが、クラブキャリアでの通算200得点目を記録した。スペイン『アス』がコメントを伝えている。
LAギャラクシーは5日、MLS第33節でカンザスシティと対戦して2-2でドロー。チチャリートは開始4分で先制点を奪うと、1-2で逆転されて迎えた88分にPKで同点弾をマークした。
これにより、チチャリートのクラブキャリアにおける通算得点数が「201」に到達。内訳は、マンチェスター・ユナイテッドで59ゴール、レヴァークーゼンで39ゴール、LAギャラクシーで34ゴール、チーバスで29ゴール、ウェストハムで17ゴール、タパティオで11ゴール、レアル・マドリーで9ゴール、セビージャで3ゴールとなっている。
とはいえ、LAギャラクシーはリーグテーブルで8位に後退。プレーオフに参戦できる7位以上からは外れている。チチャリートはこの記念すべき試合でPKを外したシーンもあり、そのことの後悔をにじませた。
「その道のりや数字とは別に、僕がとても感謝しているのはこういった状況が人生においてどのように実現するかということだ。すべてが過ぎ去る瞬間にそれを受け止めている。200ゴール目と201ゴール目を決めたけど、最初にあったパネンカでのPKを失敗した」
また、チチャリートは「ハットトリックもできたのに」と残念がりながらも「それが人生だ」とコメント。「人生にはグレーな部分があるということを知るのはとても大切なことだ。グレーな部分があるというのは、2点を取ったからこそ言える言葉だと思う」と気を落ち着けている。