リーズFWドミニク・カルヴァート=ルーウィンに対し、イングランド代表招集を期待する声が高まっている。
昨季限りで9年所属したエヴァートンを退団し、フリーでリーズに加入したカルヴァート=ルーウィン。序盤戦はチームとともに苦しんでいたが、11月末からのプレミアリーグで6試合連続ゴール(7点)をマークするなど、絶好調で5試合無敗のチームを牽引している。
カルヴァート=ルーウィンは今季のプレミアリーグで通算8ゴールをマーク。モーガン・ロジャーズ(アストン・ヴィラ/7ゴール)やフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ/7ゴール)、ダニー・ウェルベック(ブライトン/7ゴール)らを抑え、イングランド人選手としてトップスコアラーとなっている。
そんな28歳FWに対しては、イングランド代表として来夏のワールドカップ出場を期待する声も現地で聞こえているが、OBダニー・マーフィー氏も『BBC』で期待を込めた。
「久しぶりにベストフォームを維持しているように見えるね。試合にコンスタントに出場し、ゴールも決めれば自信はついてくる。彼が格と自信、信念を取り戻したのがわかるはずだ。誰もその能力やクオリティを疑ったことはなかったしね」
「もし彼がシーズン終了までこの調子を維持できれば、ワールドカップ招集メンバーの筆頭候補になるだろう。今の彼のレベルは非常に高いし、他の選手とは違うものを提供できるからだ。空中戦で圧倒的に強く、途中出場で相手チームに深刻なダメージを与えることができるはずだね」
「すべての選手がイングランド代表を夢見ている。カルヴァート=ルーウィンは過去に招集経験があり、今はゴールを決めてそのレベルでの実力を示してきた。自信もあるはずだよ。トーマス・トゥヘルがセンターフォワードを選ぶ人数が鍵になるだろう。3人なら、間違いなくチャンスがあるよ」
なお、2020年に初めてイングランド代表に招集されて11試合で4ゴールを記録するカルヴァート=ルーウィンだが、EURO2020を最後にスリーライオンズから遠ざかっている。


