フランクフルトMF鎌田大地はドイツ誌『キッカー』のフィールドプレーヤー平均評価ランキングで今週も首位のまま。2位との差をさらに広げるどころか、GKを含むランキングでもトップタイに浮上した。
29日に行われたブンデスリーガ第12節でボルシア・ドルトムントをホームに迎えたフランクフルト。20分にユリアン・ブラントに先制ゴールを奪われると、26分に鎌田の今季リーグ戦7点目により追いつく。後半52分にジュード・ベリンガムが決勝弾を挙げ、フランクフルトはこの試合を1-2で落としている。
マン・オブ・ザ・マッチこそにはドルトムントGKグレゴル・コーベル(「1」)を選んだ『キッカー』はそれでもフランクフルトのパフォーマンスを高く評価。鎌田のプレーにはマリオ・ゲッツェ(「1.5」)に次ぐチーム単独2位の「2」を与え、そのゴールをアシストしたFWランダル・コロ・ムアニも「2.5」と高い評価を得ている。
さらにゲッツェと同じく今季3回目となる同誌のベスト・イレブン入りを果たした鎌田だが、この採点により、「2.44」と引き続きフィールドプレーヤー平均評価ランキングの単独トップの座をキープ。2位につける同僚のコロ・ムアニ(「2.59」)、3位のバイエルン・ミュンヘンMFトーマス・ミュラー(「2.64」)との差をさらに広げる勢いを見せている。
なおこれにより、鎌田はGK評価ランキングのトップを走るアウクスブルクGKラファル・ギキエヴィッツに追いつくことに。リーグ戦半数以上で30分以上出場したブンデスリーガ全選手を評価対象とする同誌でトップタイに並んだ。
(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)