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堂安律が語る香川真司の人柄「同じ立場で、同じレベルで話してくれる」

フライブルクに所属する日本代表MF堂安律が、ブンデスリーガ公式のインタビューでスターへの憧れなどを語っている。

ガンバ大阪の下部組織出身の堂安は2015年に16歳344日でプロデビューを果たし、2017年にはフローニンゲンで初の欧州挑戦。その後、オランダ国内のPSV、ドイツのビーレフェルトを経て、2022-23シーズンよりフライブルクに加わった。

堂安は欧州挑戦当初を回想。日本を離れる際の「最初の5ヶ月が一番大変でした。両親に『行きたい』と言ったら、泣いて止められましたが、『この話はやめて。行きたいんだ』と言って、海外に飛び出しました」というエピソードを明かし、苦しい思いも抱えていたと吐露している。

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「でも正直、心の中では泣いていました。普段泣かない僕が、心の中で泣いていたんです。でも、親には『行きたい!』と言ったから、泣いてるとは言えなかったのです。だから、難しい時もありました。でも、チームメイトがとてもいい人で、たくさん助けられました」

また、カタール・ワールドカップ(W杯)ではドイツ代表とスペイン代表のネットを揺らした堂安。それ以外にもブンデスに所属する8人の選手が日本代表として活躍するなど、ドイツの地は大きな意味を持つ場所となっている。

堂安は日本人選手のドイツでの活躍について「香川真司選手の影響はあると思います」と語り、ドルトムント時代の香川のプレーに憧れていたことを振り返っている。

「香川選手は当時、日本人選手として最高の選手だったので、多くの日本人選手がブンデスリーガでプレーしたいと感じたと思います。僕もその1人で、ブンデスリーガでプレーしたいという夢を持っていました。ビーレフェルトから電話があったときは、とても嬉しかったです。即決でした。1秒後には『行きたい』と思いました」

香川と日本代表で一度だけ共演したことがあると説明する堂安は、その人柄についても「僕にとっても、多くの日本人選手にとってもアイドルです。彼はとてもいい人で、とても安定した人です。普通、比較的若い人と話をするときに『自分は偉いんだ』とアピールすることがありますが、彼はそうではなく、同じ立場で、同じレベルで話してくれます。彼は本当にプロフェッショナルです」と賛辞を寄せた。

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