8日、U-21日本代表DFチェイス・アンリのドイツ・ブンデスリーガ・シュトゥットガルト加入内定会見が、福島県郡山市の尚志高校で開催された。会見には、チェイスのご両親、学校関係者、そして、オンラインでシュトゥットガルトのスヴェン・ミスリンタートSD(スポーツダイレクター)が参加した。
会見の席上チェイスは、「優秀な先生たちに教えてもらって感謝しています」とサッカー部の仲村浩二監督をはじめとする指導者への感謝を述べた。
また、期待の18歳センターバックを受け入れることになるクラブのミスリンタートSDは、「アンリ選手がシュトゥットガルトに来てくれて嬉しく思います」と喜びを表し、「チームにはすでに二人の日本人選手(日本代表MF遠藤航、DF伊藤洋輝)がいます。ヨーロッパのクラブからいろいろなオファーがある中で、ウチを選択してもらえて幸せです」と続けた。
ミスリンタートSDは、2009年から17年までドルトムントのチーフスカウトを務め、当時J2のセレッソ大阪から元日本代表MFの香川真司を発掘、「ダイヤモンド・アイ」との異名も持つ。シュトゥットガルトでは、遠藤のシント=トロイデンからの移籍を主動し、伊藤は当時J2のジュビロ磐田から獲得するなど、かねてより日本のサッカーに注目してきた。
チェイスはこの後ドイツに渡りトレーニングを開始する。最初はドイツ4部を戦うBチームでプレーする予定とのこと。また、契約は複数年だと伝えられている。
(協力:川端暁彦)


